木村俊介ライブ ~音象~@幾何楽堂



暮秋の名宴!木村俊介ライブ ~音象~@幾何楽堂
★2007-11-4 (日)★
●木村俊介〈笛・能管・津軽三〉/池上眞吾〈箏〉/西田ひろみ〈Vn〉/池田安友子〈Pc・Mrb・カホン〉




●木村俊介●
和楽器奏者(笛・三味線・能管・他)として活動する一方、作曲・編曲を行う。自作曲によるコンサート活動では、心象風景や心の動きをモチーフとした断章的音楽で独自の世界を展開している。 また、日本各地の神楽や祭礼を取材して歩き、その中の旋法・リズムなどを取り入れた新しい音楽を創造している。



’02 第2回ADD 三味線コンテスト・グランプリ受賞(弘前)
’05 作品集CD「音象」をリリース。
’06 アメリカ・カナダ・韓国・イギリス・ネパールなどで演奏。
「和の音・コンサートツアー」(オーストラリア3都市)
「Nepal Japan Friendship Eve」(カトマンズ)等世界を股にかける。

’06~’07 坂東玉三郎演出・出演、鼓童「アマテラス」(京都南座・歌舞伎座他)に楽曲・詞を提供。



2005年10月にオリジナルソロアルバム「音像─木村俊介作品集」をリリース。

懐かしいぬくもりを感じさせる木村俊介の音世界!誰もが持っている心象風景を邦楽器によるオリジナル作品で奏でる木村俊介の1stアルバム。数多くのライブ経験とさまざまなアーチストの共演から生まれた100曲を越す作品から厳選した10曲を収録。
●木村俊介〈笛・能管・津軽三〉/池上眞吾〈箏〉/帯名久仁子〈胡・17〉/西田ひろみ〈Vn〉/那須律子〈Mrb・カホン〉/渡辺亮〈Pc〉

●収録曲●
埋み火/灼けたアスファルトの道を/ゆらぎ/あわひ/新撰組/遠い雷/海へ/眩夜行路/糸/夜想〈以上木村俊介〉



木村俊介(笛・津軽三味線)



<第一部 15:00 START>

【ゲスト】
池上眞吾(箏)
西田ひろみ(バイオリン)
池田安友子(パーカッション)



<第二部 16:00 START>
早午後4時を回ると急激に冷え込み、刻々と暮れなずんでいく幾何楽堂。
空気が冷たく澄んでクリアな空間に笛・三味線・箏の奏でる和の音色と旋律に西洋のヴァイオリンと多彩なパーカッションが生み出す様々なリズムが自由自在に絡み合う。





「季節の変わり目の風の香に、夕暮れ時の子ども達の声に、祭りの宵の色彩の渦に、言葉にならない想いが胸を満たす瞬間があります。音を通してそんな瞬間が創りだせたら、遠い記憶や心象風景を描いていただけたら、という想いで曲を創ってみました・・・」



池田安友子(パーカッション)




大阪芸術大学演奏学科打楽器専攻卒業。奥村隆雄氏、細田真平氏の両氏に師事。クラシック音楽や打楽器アンサンブルや現代音楽に傾倒しつつオーケストラや吹奏楽のエキストラをぼちぼちやってた頃、たまたまジェンベと出会い、その音色の深さとエネルギーの強さに衝撃を受ける。早速心斎橋にある楽器屋「タムタムカンパニー」の横沢道治氏にジェンベ・コンガの手ほどきを受ける。現在、フリーパーカッショニストとして、ライブ活動のほか、邦楽楽器やスティールパン、中国琵琶との共演やレコーディング参加、小・中・高校のクラブ指導や、音楽鑑賞会など、ジャンルを問わず関西を中心に活動中。ストックホルムジャズフェスティバルや、ロチェスタージャズフェスティバルなど、海外公演も多数参加。



<参加バンド・ユニット・サポートバンド>
Diez Puntos・port of call・三田村管打団?・
Beat JACK・Westerners・bug four・真依子・
あかね葉・絲管打座・cause and effect・
Chick・Ajara・キヨタツトム・土居康宏・
丸山茂樹・うたたね・みんなげんき・
バイラコンディオス・TAC・サキタハヂメ・
Luz fonte・Arco-Iris・李浩麗・新井深絵
…  etc.





池上眞吾(箏)



筝、十七絃、三絃奏者/作曲家

幼少より両親のもとで筝の手ほどきを受け、斎藤牧子、内田克子に師事。89年東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。93年NHK邦楽オーディション合格。アジア音楽会、宮城箏カンパニー・ハワイ公演(91年)、文化庁使節団トルコ遠征参加(94年)、東京インターアーツ・ハノーバー・ベルリン公演(96年)、同シドニー公演(97年)、日中友好"琴"コンサート(2000年)など、世界各国でのコンサート活動を行う。95年から女子美術大学筝曲部講師をつとめる。CD作品として「三絃茶屋」(94年バンブーレコード)、「OCTET」(95年・同)、「五臓六腑」(98年・同)など。テレビ・ラジオ出演も行う。真樹の会主宰。現在、和楽器を使った様々なライブ活動、作曲・編曲、また執筆活動や各地での講演、コンクール審査員なども積極的に行っている。オリジナル曲は公刊譜化され、数多く演奏されている。







西田ひろみ&冷水ひとみの微分音ポップグループ「シジジーズ」




上野学園大学器楽学科にて、西洋のヴァイオリン奏法と音楽を修める。1995年-1998年、エジプト留学。ヌビアのウード奏者ハムザ・エルディンにウード奏法、エジプトのヴァイオリン奏者アブド・ダギールにエジプト楽派のヴァイオリン奏法と音楽理論を師事。85年に冷水ひとみと微分音ポップグループ「シジジーズ」を結成、CD"43DPO" (90年CAFE disc), "SUMO" (95年・同)等を録音。ハムザ・エルディンCD「ムワシャー」(95年JVC)、モダンチョキチョキズ2nd CD、ムハンマド・ムニールCD「アル・アローン」等に参加。96年からエジブトのSharkiatメンバー、97年からアブド・ダギール・アンサンブル、及びムハンマド・ムニール・アンサンブルのメンバーとしてカイロを本拠地に活動。現在は東京で活動中。好きな食べ物 辛いもの、酒。料理が好き、塩に関心がある。自然療法を好む。







11月3日(土)~7日(水) 襤褸(古布)の収集と作品展
OPEN 10:00am~6:00pm<11月4日(日)は、木村俊介ライブのため休み>

30点を超える襤褸(古布)のコレクション。博物館でも見られない代物。更に約80点の作品。襤褸(らんる)の杉浦和子さんが、9月初旬に日光にやってきた。今回は打ち合わせ。わずか1分で終了。予想通り 杉浦さんの明るさとパワーは半端じゃない。いやそれ以上かもしれない。
作品の創り方とものの考え方、これだけ似ている人は今まで会ったことがない。杉浦さんは日本中で活躍の場を広げ、杉浦さんにしか扱えない生地が集まってくる。全てを引き寄せる力。これも自然の法則。
これらを幾何楽堂に飾る。あまりにも豪快すぎる!





二部はなんと皆さんお色直しで登場!衣装は幾何楽堂で開催中の襤褸(らんる)の杉浦和子さんの作品です。なんと驚いた事に、木村俊介さんの衣装を杉浦和子さんが提供していた。木村さんの話をしたときの杉浦さんの驚いた顔。そんな奇跡のようなことがあってよいものなのか。また繋がってしまった。これだけ忙しいお二人が会うことすら大変なのに・・・。全く違う方向から入り、同じ時期に幾何楽堂で発表する。恐るべし幾何楽堂!















最後は特別ゲストの柚山明子(ゆやまあきこ)さんのわらべ唄。



【柚山明子(ゆやまあきこ)さんの紹介】
国分寺市日吉町在住。音大を卒業後、ピアノや声楽を教える。
幼児期の音楽指導に『わらべうた』を取り入れて、22年間にわたり子ども達やお母さんたちに伝承しています。懐かしくて心地よい、やわらかな歌声が心に響きます。





木村俊介さんの端正な風貌に優しいお人柄、凛として音楽に向き合う姿はとても美しく、彼の紡ぎだす音の心象風景=音象(いんしょう)は、独自の世界を展開しています。正に品格を感じさせる暮秋の名演・名宴でありました。





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